症状別ブログ

ほっとくと怖い扁平足

立っている時に土踏まずが地面に接地している、またはそれに近い状態を扁平足といいます。

人より足が疲れやすかったり、足に負担がかかりやすいのでケガが多かったりと良い事なし。

 

ウィキペディアによると、扁平足の人は歩行に障害がでるとの考えから兵役が免除されることもあるそうです。

相対性理論で有名なアインシュタインも扁平足を理由に兵役を免除された一人。

 

 

私も幼少期からの扁平足が悩みの種でした。思いかいせば、小学校のプールの授業で自分の足跡だけ人と違うので、よくそのことでからかわれていました。

 

今思えば何てことない話ですが、当時は死ぬほど恥ずかしい(笑)

 

それに扁平足は先天性のイメージがあり、もう治らない、一生付き合っていくしかないと考えがちです。

 

長く歩いたり、立ったりすると腰が痛くなる。でも自分は扁平足だから仕方がない。この仕事いつまで続けていきけるかな・・・

 

会社員時代の私の様にそうやって悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか?

 

もし、その諦めていた扁平足が改善するとしたら。

 

結論からいうと幼少期からの扁平足でも多くの方が改善します。ビックリですよね。

 

扁平足の問題点

 

扁平足の最大の問題は足のクッション機能が無くなってしまうこと。

本来であれば土踏まずのアーチが上がったり下がったりしながら衝撃を吸収してくれるのですが、

扁平足はアーチがそもそも下がっているので衝撃を吸収していない状態なのです。

 

足で衝撃を吸収しないので、歩くたびにその衝撃が上に伝わって足首、膝、股関節、腰を痛めることが非常に多い。

 

さらに扁平足は、立ったり歩いたりしている時に足の構造上親指側に重心がかかるので、親指に過度な負担がかかってしまい外反母趾になりやすく、その影響で本来ならあまり使わない太ももの外側に負担がかかり、身体はその部分を補強するので、過剰に筋肉が発達し下半身太りの原因にもなります。

 

はっきり言ってほっとくと、どんどん色んなところに障害がでてきてしまう。

 

だから早く治さないといけないのですが、ではどうすればいいのと言うと、

 

先程お話したように、扁平足の最大の問題は土踏まずのアーチが下がり衝撃を吸収しないことなので、アーチを作っていく必要があります。

 

察しがよい人は「だったら土踏まずのところが盛り上がったインソールを履けばいいんじゃないの」って思いますよね。

 

たしかにそうするとアーチは作れるのですが、それだと衝撃が吸収されないんですよね

 

アーチは上がったり下がったりしながら衝撃を吸収します。なので上がり下がりの動きがあることが重要。

 

クッションだって、自転車や車のサスペンションだって動くことで衝撃を吸収しますよね。動かないと意味がありません。

 

土踏まずの盛り上がったインソールはたしかにアーチを上げる事はできるのですが、上げたままで下がらないので衝撃は吸収されないのです。

 

同じ理由でテーピングやサポーターなどで固定すると動かない、または動かしにくくなってしまうのでおすすめできません。

 

ではどうすればいいのかというと、とっても簡単で足の使い方なんですね。

 

本当に先天性の骨の変形などでどうしようもない扁平足って実はすごく少なくて、足のちょっとした使い方でアーチって上がるんです。

 

後はその使い方を覚えるだけ。

 

私たちの協会でも本当の扁平足でアーチがまったく上がらない人はこれまでで数人程度。

 

これも簡単な検査で改善可能か初回の時点ですぐにわかります。

 

その為もあって当院では初回に格安のトライアルコースを設けています。

 

 

扁平足が改善されれば、痛みから解放され足が軽くなり歩くのが楽しくなるばかりか、太ももスッキリしてお尻もグッと上に上がっていきます。

 

以前の私の様に幼少期からの問題だからと諦めている、仕事を続けていけるか不安という方にぜひ試して頂きたいです。