足の小指が曲がっている
小指の付け根が靴に当たって痛い
足の親指側が痛む外反母趾とは逆で、小指側の指の付け根が変形し痛むと言う方も多いと思います。
小指側の指が内側に曲がって変形している状態を内反小趾と言います。
実は私も以前、内反小趾で悩んでいて横幅の狭い靴や革靴を履くと小指の付け根が靴にあたって痛くなり、そのせいで擦れて出血し靴下が赤く染まったこともあります。
ふらつきの原因にも⁉
小指側の痛み自体もツライのですが、放っておくと膝や股関節などの痛みの原因になり中でも怖いのが急にふらつく様になってしまうこと。
ふらつくと転倒の原因になってしまい、つまずいて骨折でもしてしまったら大変なことです。
なかには、ふらつく原因がまさか内反小趾だとは思わず、病院へ行って脳の精密検査まで受けられる方もいます。
そして、異常なしと言われさらに原因探しの日々が続く・・・
内反小趾の原因とは?
そんな内反小趾の原因は、実はハイヒールなど幅の狭い靴のせいではありません。
過剰回内という踵の病気が隠れていて、そのせいで足が不安定になりグラグラな状態に、
すると人は、無意識のうちに小指に力を入れて足を安定させようとするのですが、それが過剰な負担になり結果として小指が変形していくのです。
はじめのちは小指の力でかろうじてグラグラしている足を安定させますが、それが続くと変形し小指ではカバーしきれなくなり、とうとうふらつく様になってしまうのです。
ではなぜ、過剰回内になってしまったのでしょうか?
それはあなたの足の使い方に問題があります。
実は過剰回内とは病気と言うより足の使い方の問題なんです。
と、いう事は日常の足の使い方、歩行や立ち方を変えていかないといけません。
ですので、ある意味、内反小趾も糖尿病や高血圧などの同じ生活習慣病なんですね。
糖尿病や高血圧は薬を飲んだだけでは改善しません。
食事に注意したり、運動不足を解消したりと生活習慣を改善することの方が重要。
内反小趾もそうでテーピングやサポーターなど何かでカバーすると言うより、生活習慣、つまり立ち方、歩き方を変えていかないといけないのです。
そこで当院では生活習慣改善の為、歩行指導を行っています。
アメリカ足病医学を元に構成された人体の骨格構造上、合理的な、もっとも自然な形で歩ける方法です。
この歩行を身に付けることで、ふらつきや内反小趾の痛みが改善されるだけではなく、一緒に外反母趾や膝痛や股関節痛の改善や予防ができ、さらに足の使い方が変わることでお尻がキュッとしまって上に上がり、足がスラっと細くなるなど美容効果も期待できます。
まとめ
ほおっておくと、どんどん進行する内反小趾。なぜなら、その原因は間違った立ち方、歩き方など足の使い方にあるからです。
ですので、改善はできるだけ早い方がいいですが、迷っているなら今です。
3年後、5年後の不安な未来ではなく、
健康でスタスタ歩けて、年々若返っていくあなたを想像しましょう。